友人の告別式|参列のマナーとかける言葉、友人の親の場合

友人の告別式の参列マナーを紹介する記事のアイキャッチ。白い花の前で数珠を持って合掌する手元

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友達の訃報を聞いて、まだ気持ちが追いつかないまま告別式の日を迎える方もいますよね。『友人の立場でどこまで出ていいの?』『ご家族に何て言えばいい?』と迷うのは自然なことです。

結論から言うと、友人の告別式は焼香をして出棺を見送れば十分で、遺族へのひと言は短くて大丈夫です。火葬場まで行くかどうかは、遺族から誘われた時に考えれば足ります。

この記事では、友人として参列する時の流れと、友人の親や家族が亡くなった場合の考え方、かける言葉の例文を紹介します。告別式の意味は告別式とは?で紹介しています。

目次

友人の告別式には参列していい?どこまで行く?

先に結論

告別式は、故人の友人や知人が最後のお別れをする場です。友人として参列するのは自然なことで、遺族と面識がなくてもかまいません。

全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)は、故人と大変親しくしていても遺族と面識がない人は、告別式に参列するだけでもかまわないと説明しています。『家族の方と会ったこともないのに行っていいのかな』と心配しなくて大丈夫です。

また、友人でもそれほど親しくなかったら、告別式に参列するだけでいいとしています。通夜と告別式の両方に出なくても、気持ちは伝わるんです。

友人の告別式は「どこまで」参列する?

友人としての参列を、どこまで残るかで分けてみました。

どこまで友人の場合の目安
焼香まで仕事などで時間がない時
出棺の見送りまで友人として参列する時の基本
最後のお別れ(花入れ)まで遺族から声をかけられた時
火葬場まで遺族から同行を頼まれた、特に親しかった友人

全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)は、出棺前の最後の対面は基本的に遺族に限られると説明しています。ただ、故人と親しかった友人も、希望があれば加わることができるそうです。火葬場へ同行するのも、遺族や特に親しかった友人などが一般的とされています。

自分から「火葬場まで行かせてください」と申し出る必要はありません。遺族から声をかけられたら、ありがたく加わればいいんです。参列する範囲の考え方は告別式には誰が行く?でも紹介しています。

友人として参列する告別式の時間と流れ

ここでの結論

告別式は、葬儀と続けて行う場合で1時間前後が目安です。友人は一般の参列者として、遺族・親族のあとに焼香し、閉式後は外で出棺を見送ります。

葬儀と告別式を続けて行う場合、1時間程度で行うのが一般的とする用語集があります。宇都宮市の資料でも、最後のお別れまで概ね60分程度の式が多いとされています。

友人として参列する時の告別式の流れを、時間の順に並べました。

場面友人としての動き
受付お悔やみを伝え、記帳して香典を渡す
開式前開式の10分前には席に着く(全互協の案内)
読経・弔辞席で静かに聞く
焼香遺族・親族のあとに案内に従って焼香する
閉式・出棺会場の外で出棺を見送る
友人として告別式に参列する時の流れ(受付、着席、読経と弔辞、焼香、出棺の見送り)を順に並べた図解

告別式の時間は式場の都合で決まり、公営斎場では午前10時ごろ開式の例もあります。友人どうしで誘い合う時は、案内状の時刻を確かめて、受付をすませる時間を見て待ち合わせましょう。式の進み方は告別式の流れで詳しく紹介しています。

友達と一緒に行く時に気をつけたいこと

友達どうしで参列すると、久しぶりに会えた安心感でつい話し込んでしまうことがありますよね。会場の中や受付の近くでは、声を落として短く話すくらいにしておきましょう。

友達どうしで参列する時のチェック
  • 受付や会場で大きな声で話さない
  • 思い出話は、会場を出てからにする
  • 香典は一人ずつ用意して、受付で記帳する
  • 写真を撮ったり、SNSに書いたりしない

友人として出る時の服装と香典

服装は、黒の喪服が基本です。全互協は、会葬者は喪服を着るにしても略式にし、遺族より仰々しくならないようにと説明しています。

香典の金額は、故人とのつき合いの深さや地域で変わります。友達と相談してそろえる方も多いですが、無理のない範囲で決めれば大丈夫です。

表書きは、全互協が宗教・宗派を問わず使えるとしている「御霊前」がよく使われます。ただ、浄土真宗では「御仏前」とするので、宗派が分かる時は合わせましょう。

友人本人・友人の親・友人の家族で変わる参列とひと言

ここでの結論

友人本人が亡くなった時は故人とのお別れ、友人の親や家族が亡くなった時は友人を気づかう参列になります。誰が亡くなったかで、参列の判断と遺族へのひと言が変わります。

『友人の親の告別式にも行くべき?』と迷う方は多いです。3つのパターンで、参列の判断と遺族へのひと言を並べてみました。

亡くなった人参列の判断遺族へのひと言の例
友人本人親しかったなら告別式に参列する「〇〇さんには本当にお世話になりました」
友人の親友人と親しければ参列、面識がなくてもよい「この度はご愁傷さまです。何かあれば言ってね」
友人の祖父母や兄弟などの家族友人から知らせがあれば参列を考える「大変だったね。無理しないでね」
友人本人・友人の親・友人の家族が亡くなった3つの場合について、参列の判断と遺族へのひと言を並べた図解

友人本人の告別式

友人本人の告別式では、遺族は友人の親や配偶者、きょうだいです。故人が家族に話していた友人なら、名前を伝えるだけで遺族が思い出してくれることもあります。

受付や焼香のあとに「〇〇さんの高校の同級生です」と短く名乗っておくと、遺族も誰が来てくれたか分かって安心します。

友人の親の告別式

友人の親の告別式は、故人と会ったことがなくても参列してかまいません。友人にとって心強い存在になれるからです。

友人に声をかける時は、改まった言葉より、いつもの関係に合った短い言葉で大丈夫です。例えばこんなやりとりがあります。

「来てくれてありがとう」
「ううん。大変だったね。落ち着いたら、また連絡するね」

友人の家族の告別式

友人の祖父母や兄弟などが亡くなった時は、知らせの受け方で考えます。友人から直接知らせがあり、日時や場所を教えてもらったなら、参列を考えていいでしょう。

家族葬と聞いた時は、参列を控えるのが自然です。気持ちを伝えたい時は、後日、友人に声をかけるだけでも十分ですよ。

友人の遺族にかける言葉と避けたい言葉

ここでの結論

遺族へのお悔やみは、短く、声を落として伝えます。親しい間柄なら、故人との思い出や手伝いの申し出をひと言添えると気持ちが伝わります。

全互協は、遺族は取り込んでいるので、お悔やみはごく短い言葉ですませるよう説明しています。月並みでも「この度は御愁傷さまです」「心からお悔やみ申し上げます」でかまわないとされています。

友人の遺族へのひと言の例
  • 「この度はご愁傷さまでございます。〇〇さんには、学生の頃から本当にお世話になりました」
  • 「〇〇さんのことは忘れません」
  • 「何か私にできることがあれば、遠慮なくおっしゃってください」

全葬連は、親しい間柄の言葉として「〇〇さんのことは忘れません」「何か私にできることがあれば、遠慮なくお申し付けください」を紹介しています。

友人だからこそ避けたい言葉

親しい友人の告別式だと、思わず聞きたくなることもありますよね。でも、亡くなった時の様子を尋ねるのは控えましょう。

避けたい言葉の例
  • 「どうして亡くなったんですか?」のように、いきさつを聞く言葉
  • 「まだお若いのに」のように、死を軽く扱うように聞こえる言葉
  • 「頑張ってください」「元気を出して」など、遺族の負担になりかねない言葉
  • 「重ね重ね」「たびたび」など、不幸が重なると考えて避ける重ね言葉

全葬連は、死因やプライベートの詮索、「頑張ってください」などの言葉を避ける表現として挙げています。言葉の選び方は告別式で遺族にかける言葉でも詳しく紹介しています。

弔辞や友人代表の挨拶を頼まれたら

ここでの結論

弔辞は、故人と特に親しかった人が遺族から頼まれて読むものです。3分程度が目安とされ、内容は前もって遺族に確かめておくと安心です。

全葬連は、弔辞を読む人は一般的に故人と特に親しかった人で、友人や同僚、親族などとしています。友人代表として弔辞を頼まれることもあるんです。

『うまく話せる自信がない』と思う方もいますよね。全葬連は、自信がなければ正直に断ることもでき、その時は早めに連絡して別の適任者を紹介するなどの対応をすすめています。

弔辞を頼まれた時の準備
  1. 遺族に、読む時間や話してほしいことを聞く
  2. 故人との出会いや思い出を書き出す
  3. 3分程度に収まるよう文章にまとめる
  4. 声に出して練習し、時間を計る

弔辞の組み立てや例文は告別式の弔辞の書き方と例文で紹介しています。

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友人の告別式についてのよくある相談

ここでの結論

友人の告別式が辛くて欠席したい、夫の友人の親の告別式に妻も行くべきか、友人代表で短い挨拶を頼まれた、という相談が多く見られます。

Yahoo!知恵袋に寄せられた相談を、内容を要約して紹介します。

友人の告別式が辛すぎて、欠席しようか迷っている

長くつき合ってきた友人の告別式に、気持ちが追いつかず欠席を考えている、という相談です。

無理に参列しなくても、お別れの方法はあります。全互協は、参列できない時に弔電を打って香典を郵送する、お悔やみの手紙を書くといった方法を紹介しています。

少し落ち着いてから、遺族の都合を聞いて自宅へお線香をあげに行く方法もあります。行けない時の対応は告別式に行けない時は?で紹介しています。

夫の友人の親が亡くなった。妻も告別式に出る?

夫の友人とは親しいけれど、その親には会ったことがない、妻も告別式に参列するべきか、という相談です。

故人と面識がないなら、夫だけが参列する形でも失礼にはなりません。夫婦で友人と親しくしているなら、一緒に参列して友人を気づかうのもいいでしょう。

友人代表として、故人に話しかける1分ほどの挨拶を頼まれた

遺族から、しんみりしすぎない、故人に話しかけるような短い挨拶を頼まれた、という相談です。

遺族の希望があるなら、その形で大丈夫です。故人への呼びかけ、思い出をひとつ、お礼の言葉、という順に組み立てると、短くてもまとまります。

親友の母親が亡くなった。できるだけ力になりたい

大切な友人の母親が亡くなり、告別式のほかにもできることをしたい、という相談です。

全互協は、親しい間柄なら訃報を受けてすぐ駆けつけ、手伝いが必要かどうか聞くよう説明しています。ただし、手伝いは遺族に申し出てから動くのが基本です。

告別式のあとは、友人が少し落ち着いた頃に連絡してみましょう。「落ち着いたらごはんでも行こうね」のような短い言葉が、案外うれしいものですよ。

よくある質問

友人の告別式には何時に行けばいいですか?

全互協は、式の始まる10分前には席に着くよう案内しています。受付と記帳の時間があるので、会場にはそれより早めに着いておきましょう。

友人の告別式で、火葬場まで行ってもいいですか?

火葬場へ同行するのは遺族や特に親しかった友人などが一般的です。遺族から誘われたら同行し、自分からは申し出なくてかまいません。

友人の親の告別式に、面識がなくても参列していいですか?

参列してかまいません。友人を気づかう気持ちで参列し、受付で記帳して焼香をすませれば十分です。

友人の家族葬に呼ばれていない時はどうすればいいですか?

案内に参列を控えるよう書かれていれば、それに従います。気持ちを伝えたい時は、落ち着いた頃に友人や遺族へ連絡し、都合を聞いてからお線香をあげに伺う方法もあります。

友達どうしで香典をまとめて出してもいいですか?

まとめて出すこともできますが、記帳は一人ずつ行います。連名の書き方は香典の書き方の記事で確かめてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 友人の告別式は焼香と出棺の見送りまでが基本で、遺族と面識がなくても参列できる
  • 火葬場や最後のお別れは、遺族から声をかけられた時に加わる
  • 友人の親や家族の告別式は、友人を気づかう参列になる
  • 遺族へのひと言は短く、亡くなったいきさつは尋ねない
  • 弔辞を頼まれたら、3分程度を目安に遺族と内容を確かめる
告別式ガイド

告別式ガイド 編集部

告別式の意味と流れ、時間と日程、服装・香典・焼香・挨拶などの参列マナー、喪主・遺族の準備と葬儀社の選び方までを、急な知らせでも落ち着いて動けるように整理している情報サイトです。 公式サイト

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