告別式には何分前に行く?到着の目安と遅れそうな時の連絡

告別式に何分前に行くかを紹介する記事のアイキャッチ。斎場の受付の机に置かれた芳名帳と筆ペン

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告別式の時刻は分かったけれど、『何分前に行けば失礼にならないの?』と迷っていませんか。早すぎても遺族の邪魔になりそうだし、ぎりぎりも気が引けますよね。

結論から言うと、目安は開式の10分前には席に着いていることです。受付で記帳をして香典を渡す時間があるので、会場にはそれより早めに着いておくと落ち着いて動けます。

この記事では、着いてから着席までにすることを逆算して、到着時刻の決め方を紹介します。

遅れそうな時の連絡の例文もまとめました。告別式そのものの意味は告別式とは?で紹介しています。

目次

告別式には何分前に行く?到着の目安

先に結論

全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)は、式の始まる10分前には席に着くよう案内しています。会場に着く時刻は、受付の混み具合を考えて、それより前にしておきましょう。

告別式に何分前に行くかについて、出典ごとの記載を並べてみました。

出典記載
全互協参列者は式の始まる10分前には席に着く
全葬連(全日本葬祭業協同組合連合会)葬儀と告別式を分けて行う例で、開式の10分前には受付開始
宇都宮市の資料宇都宮市とその近郊では、会葬者の受付は式開始の概ね60分前から始めるケースが多い

受付が始まる時刻は、式場や地域でかなり違います。共通しているのは「開式の時には席に着いている」ことなんです。

早めに行くといいと言われる理由

全互協は、告別式だけに参列する場合について、参列者が少なかったら予定より早く終わることもあるので余裕をもって着くよう勧めています。案内の時刻ちょうどに着く計画だと、焼香に間に合わないこともあるわけです。

一方で、受付が始まる前に着いても、会場の準備中で待つことになります。早めに行くのはいいことですが、受付が始まる頃に合わせるくらいがちょうどいいでしょう。

お通夜と告別式で到着の考え方は違う?

前日のお通夜にも出る方は、到着の考え方の違いが気になりますよね。お通夜について書かれた業界団体の説明と並べてみます。

お通夜告別式
受付の開始全互協は式が始まる30分前に受付を始めると説明式場や地域で違う(宇都宮市資料では概ね60分前からが多い)
着く目安全葬連は開始時刻の10〜15分前には到着するよう案内全互協は式の始まる10分前には着席と案内
終わり方通夜振る舞いがあることも閉式のあと出棺の見送りまで

どちらも「始まる時には落ち着いて席にいる」という考え方は同じです。お通夜と告別式の違いは通夜と告別式の違いでも比べています。

着いてから着席までにやることから逆算しよう

ここでの結論

会場に着いてから席に座るまでには、受付・記帳・香典・お手洗い・携帯電話の確認という5つのことがあります。これを開式の10分前までに終えられる時刻が、あなたの到着時間です。

『10分前に着けばいいの?』と思った方もいるかもしれません。ただ、10分前は席に座っている時刻で、会場に着く時刻ではないんです。

着いてからすることを、順番に並べてみました。

順番やること時間が延びやすい場面
1コートを脱ぎ、手荷物を整える冬場や雨の日
2受付に並び、お悔やみを伝える参列者が多い式
3芳名帳に記帳する会社名や住所も書く場合
4袱紗から香典を出して渡す袱紗の扱いに慣れていない時
5お手洗いをすませ、携帯電話の音を消して着席する会場が広い時
告別式の会場に着いてから着席するまでにやること(手荷物を整える、受付、記帳、香典、お手洗いと着席)を順に並べ、開式10分前の着席から逆算する考え方を示した図解

参列者が多い式ほど受付に列ができるので、一つ一つの時間が延びていきます。会社関係の大きな告別式なら、少し余裕を多めに見ておきましょう。

到着時刻の決め方

到着時刻を決める手順
  1. 案内に書かれた開式の時刻を確かめる
  2. そこから10分さかのぼった時刻を「着席の時刻」にする
  3. 受付の混み具合を考えて、会場に着く時刻を決める
  4. 乗り換えや駐車場を探す時間を足して、家を出る時刻を決める

受付が何時から始まるか分からない時は、喪家や葬儀社、会社の担当者に聞いてみてもかまいません。受付での言葉や記帳の書き方は告別式の受付での挨拶と記帳で紹介しています。

雨の日や初めての会場の時

雨の日はタクシーが捕まりにくく、傘やコートの始末にも時間がかかります。初めて行く斎場では、入口や式場の場所を探すのにも手間取りがちです。

こういう日は、いつもより早めに出ておくと安心です。斎場の公式サイトや案内状の地図で、最寄り駅からの道順や駐車場の有無を前の日に確かめておきましょう。

立場で変わる告別式の到着時間

ここでの結論

一般の参列者は開式の前に着席できればよく、親族や受付を手伝う人はもっと早く入ります。自分がどの立場で出るのかを、まず確かめておきましょう。

同じ告別式でも、立場によって着く時刻のタイミングは変わります。

立場着く時刻の考え方確かめ先
一般の参列者受付をすませて、開式の10分前に着席できる時刻案内状・会社の連絡
親族遺族と相談した集合時刻(一般の受付より前が多い)喪主・遺族
受付・世話役を頼まれた人受付を始める前に準備ができる時刻喪主・葬儀社
喪主・遺族葬儀社との打ち合わせに合わせた時刻葬儀社

親族として出る場合

親族は、一般の参列者より前に会場に入ることが多いです。親族席に座り、遺族と一緒に参列者を迎える立場になるからです。

集合時刻は家ごとに違うので、遺族に直接聞いておくのが確実です。例えばこんな聞き方があります。

「明日は何時ごろに会場に入ればいいですか?何か手伝えることがあれば言ってください」

受付を頼まれた場合

受付係を頼まれたら、受付が始まる時刻より前に着いて準備をします。全葬連は、受付係は芳名帳や香典・供物帳、筆記具などを点検してから受付を始めると説明しています。

何時に入ればいいかは、喪主や葬儀社の担当者と前日のうちに決めておくと安心です。受付係の流れは告別式の受付係のやり方にまとめています。

告別式に遅刻しそう・遅れる時は

ここでの結論

遅れそうだと分かったら、同行者や会社の担当者に早めに知らせましょう。会場に着いたら、受付で一言おわびを伝えてから、係の案内に従って静かに入ります。

電車の遅れや仕事の都合で、告別式の時間に遅れることもありますよね。遅れたからといって、参列をあきらめる必要はありません。

『途中から入ったら目立つし、行かないほうがいいかな』と思う方もいるでしょう。そう感じるのは自然です。

ただ、遅れてでも足を運んでくれたことは、遺族にとってありがたいものです。静かに入れば、周りの人もほとんど気にしません。

遅れる時の連絡の例文

忙しい遺族に、遅れる連絡で電話をかけるのは控えたほうがいい場面もあります。まずは一緒に参列する人や、会社の担当者に伝えておきましょう。

連絡の例文
  • 会社の担当者へ:「電車が遅れていて、告別式の開式に少し遅れそうです。到着したら受付で事情を伝えて入ります」
  • 一緒に行く友人へ:「ごめん、少し遅れそう。先に受付をすませて入っていてね」
  • 遺族と親しく、連絡を頼まれている時:「申し訳ありません、少し遅れて伺います。どうぞお気づかいなく進めてください」

遅れて着いた時の入り方

全葬連はお通夜について、遅れてしまったら受付で一言断りを入れてから静かに入場するよう案内しています。告別式でも同じように、静かに入ることが大切です。

読経の最中は動きを控える

全互協は、読経中は席を立つのを慎むよう説明しています。遅れて着いた時も、読経の最中なら係の方の案内を待ち、後ろの空いている席に静かに座りましょう。

告別式に遅れて着いた時に、受付でおわびを伝えてから静かに入場し、焼香するまでの流れを示した図解

焼香に間に合えば、案内に従って焼香し、出棺の見送りまで残れば十分です。途中から入る時のふるまいは告別式の途中退席・途中参加でも紹介しています。

焼香に間に合わなかった時は

焼香が終わってから着いてしまっても、出棺の見送りに加わることはできます。全互協は、告別式に参列したら、できれば最後までいて出棺を見送るよう勧めています。

出棺にも間に合わなかった時は、無理に遺族を追いかけず、後日あらためてお悔やみを伝える方法もあります。行けなかった時の対応は告別式に行けない時は?で紹介しています。

早く着きすぎた時・時間前の過ごし方

ここでの結論

受付が始まる前に着いた時は、会場の外やロビーで静かに待ちましょう。遺族が準備で忙しい時間なので、声をかけるのは短く、目礼程度でかまいません。

『早めに行くのはいいけど、早すぎたらどうしよう』と思う方もいますよね。時間前に着いた時に気をつけたいことをまとめました。

時間前に着いた時のふるまい
  • 受付が始まるまでロビーや会場の外で待つ
  • 知り合いと会っても、大きな声で話し込まない
  • 遺族を見かけたら目礼にとどめる
  • お手洗いと携帯電話の確認をこのうちにすませる
  • 香典を袱紗に包んだまま、すぐ出せるようにしておく

全互協は、遺族を見かけても目礼程度にとどめるよう説明しています。お悔やみの言葉は、受付や焼香のあとに短く伝えるくらいでちょうどいいんです。

自分や家族のもしもの時に、夜中や休日でも電話で相談できる葬儀社を知っておくと、時間の段取りまで任せられて慌てずにすみます。

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告別式の到着時間についてのよくある相談

ここでの結論

親族の着席の時刻、受付係の入り時間、式の前に遺族から食事を勧められた時の対応、という相談が多く見られます。どれも遺族や葬儀社の段取りに合わせるのが基本です。

Yahoo!知恵袋に寄せられた、告別式の到着時間についての相談を、内容を要約して紹介します。

親族は、告別式が始まるどのくらい前から着席するもの?

親族として告別式に出るけれど、開式までの空き時間をどう過ごし、いつ席に着けばいいのか、という相談です。

親族の着席の時刻に、決まった分数はありません。

遺族や葬儀社の担当者が声をかけてくれることが多いので、案内があったら席に着けば大丈夫です。それまでは控室で待ち、一般の参列者が来始めたら親族席にいるようにしましょう。

受付を頼まれた。式の前は何時ごろに行けばいい?

告別式の受付を頼まれ、香典を受け取る時の言葉や、入る時刻が分からないという相談です。

受付係は、受付の開始より前に着いて、芳名帳や筆記具をそろえておきます。

入る時刻は喪主や葬儀社と前もって決めておきましょう。香典を受け取ったら「お預かりいたします」のように短く返せば十分です。

午後1時の告別式の前に、遺族から昼食を勧められたら?

親族として午後1時開始の告別式に出る予定で、式の前に用意された昼食を食べてほしいと言われた、という相談です。

遺族が用意してくれた食事なら、ありがたくいただいて大丈夫です。その場合は食事の時刻に合わせて早めに会場に入り、開式の前には席に着けるようにしましょう。

よくある質問

告別式には何分前に着けばいいですか?

全互協は、式の始まる10分前には席に着くよう案内しています。受付や記帳の時間があるので、会場にはそれより早めに着いておくと落ち着いて動けます。

告別式の受付は何分前から始まりますか?

式場や地域で違います。宇都宮市の資料では式開始の概ね60分前から受付を始めるケースが多く、全葬連が紹介している例では開式の10分前に受付が始まります。

告別式に早めに行くのは失礼になりますか?

失礼にはなりません。ただ受付が始まる前は準備中のことがあるので、ロビーなどで静かに待ちましょう。

告別式に遅刻した時は入ってもいいですか?

入ってかまいません。受付で一言おわびを伝え、読経の最中なら係の案内に従って後ろの席に静かに座りましょう。

告別式の時間前に香典を渡しておくことはできますか?

受付が始まっていれば、開式の前に受付で渡すのが一般的です。受付がない式の場合は、遺族にお悔やみを伝える時に手渡しします。

まとめ

この記事の要点
  • 告別式は開式の10分前には席に着いているのが目安
  • 受付・記帳・香典・お手洗いの時間を足して、会場に着く時刻を決める
  • 受付の開始時刻は式場や地域で違うので、分からなければ確かめる
  • 親族や受付係は一般の参列者より早く入る
  • 遅れた時は受付で一言おわびし、読経中は係の案内に従って静かに入る
告別式ガイド

告別式ガイド 編集部

告別式の意味と流れ、時間と日程、服装・香典・焼香・挨拶などの参列マナー、喪主・遺族の準備と葬儀社の選び方までを、急な知らせでも落ち着いて動けるように整理している情報サイトです。 公式サイト

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